月 日 は 百 代 の 過 客 に し て 、 行 き か う 年 も ま た 旅 人 な り
瓦版
音屋
徒然雑記
根も凝ろの輪
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群雲を 切り裂いた
月明かり 日の光
雨は降り 風は吹き
血は流れ 命燃ゆ
嘯風弄月
楽しめよ
歌声、風に乗り 遠くまで広がって
痛みも悲しみも 包み込んでしまえ
時は降り 野は山に
子は親に 夜は朝に
足早に 移り行く
儚さも 美しい
鮮やかに 彩を増してゆき
艶やかに 枯れて果てるのが常
言の葉、歌に乗り 誰かまで響いたら
哀色の世界が 淡く色付く
楽しんで見せろ
花びら、風に舞い 散り終えたその先に
新しい世界が パッと拓けるよ
さあ どこへ行こう