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おとしぐれ ショーガ from the CROSS
月 日 は 百 代 の 過 客 に し て 、 行 き か う 年 も ま た 旅 人 な り
夢を見る街
星の降る夜に 目の乾いた僕は
真っ黒い影を そっと指でなぞる
今はもう遠い 記憶の底にある
しゅれでぃんがぁの僕は 未だに夢の中
大きな雲 広がっていき 未来に影を落とすよ
痺れた手足 焦げた魂 一面に瓦礫の花
真っ白な翼が あればどこに行こう?
夢を見る街で 体のない僕は
真新しいビルの ゆりかごで眠る
星の降る夜に 雑踏に包まれ
ぼんやりと眠る 鉄でできた遺産
光の雨降り注いで 未来の色が変わったよ
月は溶けて 日は沈んで どんよりした雲ひとつ
泣イテイル
真っ白な翼が あればどこへ行こう?
こんなにも明るい 夜はどこへ行こう?
夢を見る街で 記憶にない僕は
踏み固められた 時代の底で沈む
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