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おとしぐれ ショーガ from the CROSS
月 日 は 百 代 の 過 客 に し て 、 行 き か う 年 も ま た 旅 人 な り
elysium
時は密かに彩を増し 鮮やかな情景に胸が裂けそう
流れ去る時 変わりゆく街
目を閉じて思うのは在りし日々の幸せ
花は舞う
遠く歩いて行け 信じる道を行け
その手が掴むのは 僕じゃない誰か愛しい人
優しい眼差しは 僕じゃない誰かを見守るんでしょう
道はいつしか二つに分かれ
進む道 消える道 それはしかたないこと
遺してしまうのは辛いことだけれど
それでも...
花は舞う
遠く歩いて行け 信じる道を行け
その手に抱くのは 僕の知らない夢の切れ端
優しい言の葉は 僕じゃない誰かを包むのでしょう
いつの日にかきっと 君よりも早く 力尽き倒れてしまうのだろう
だけど振り向かなくていい
立ち止まらなくてもいい
そのまま行けばいい それが望み
遠く歩いて行け 信じる道を行け
その手に縋るのは 僕と似て非なる別の命
優しいほほえみは 僕じゃない誰かを癒すのでしょう
僕じゃない誰かを愛するんでしょう
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