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雪降る夜に

私... 貴方... 遠くの街で

同じ空を見上げてる

不意に喉を滑る言葉

雪に紛れ積もりゆく

 

届かぬ想いが 凍えて震えていた

 

時は今日も変わらず過ぎて

独り静かに乾きゆく

 

あの日の記憶が憤る 胸の奥で

 

言葉にならない 想いの行先は

今でも変わらず 笑顔でありますように

 

言葉にならない 燻る想いは

あの頃よりずっと 小さくなった

僅かな棘を残して

 

貴方... 私... 雪降る夜に

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